CORE VALUE REPORTコアバリューレポート

2022年7月17日

お客様の"人生の価値"が詰まった結婚式を作る私達に必要なこと

  • 人間性
  • 創造性

入社後に初めてカウンター様送客のご案内を対応させていただきました。
涙ありの素敵な新規接客でしたので、そのお話しを共有します。

事前情報では、新郎新婦は同級生、新婦12月24日誕生日、新婦父去年他界
入籍はまだで来年の6月検討、4件程度見学したい会場がある、パークサイドハウスは2件目
アンケートの内容はあまり記載無し、というこれから結婚式のイメージをつけていこう
というお客様でした。

ただ何故か、PSH以外の式場は全て3件とも迎賓館様を見学予定おられ
“何かPSHへの思い出が過去にあるのかもしれない”そう直感で思い
最初のカウンセリングの際に、新郎新婦の馴れ初めを深堀りしてみました。
すると、それまで緊張からか、ぽつりぽつりとしかお話をされなかったおふたりが
恥ずかしそうに馴れ初めを話してくださいました。

新郎様「実は僕らは5年前に出会って、大学生から付き合ってるんです」
私「大学で同じ学部で出会って、そこからお付き合いして、
5年後の今、結婚式を計画されているなんて、素敵ですね。
ちなみに、迎賓館様に絞って見学をされておりますが、
何故パークサイドハウスに来てくださったのですか?」
新郎様「なんとなく、気になったから?」
新婦様「……….あ!今思い出したけど、5年前の初デート、
スカイビルのクリスマスイベントでココ来てる!!」
新郎様「あ、それでここの会場が二人一致で気になっていたのか!!」
婦「何か会話をしたい!と思った時にたまたま目に入ったのがこの会場の外観でした!
2人でフランクフルトを食べながら、私が指をさして、
あれ可愛いね!レストランかな?何をするところかな?と話をしたのをきっかけに
2人で何をする場所でしょうか、クイズで盛り上がったのを今思い出しました!」
私「初デートで新婦様の誕生日にスカイビルのクリスマスイベントに遊びにこられ、
お互い何を話ていいのか、どんな服を着て行ったらいいのか、
慣れず緊張しながらもふたり過ごす最高の時間、
そんな素敵なひと時に、たまたまおふたりの目に映ったのが
パークサイドハウスの外観だったのですね」

ヒアリングはお2人の馴れ初め話で盛り上がり
会場のご案内では5年前の”あの時”の
何をする場所でしょうかクイズの答え合わせをさせていただき
結びのチャペル見学では、新婦様へバージンロードと
ウェディングステップの意味のお話しをさせていただいた後に
サプライズチャペルムービーを上映したところ、
新婦様は涙をながしておられました。

ご見学後、ブライダルサロンに戻った時には
もうおふたりが、「何故今日ココに来たのか」を確信されているご様子でした。
私は、結婚式は、過去・今・未来、その時間軸が唯一人生で重なる瞬間なのだということを
お伝えしました。
おふたりの初デート、慣れない会話の中にPSHが存在していたコト
そしてその5年後の今、こうしてご見学に来てくださっているコト
そして未来ココで一生に一度の結婚式を挙げ結ぶコト
この感動を当日のゲストにどのように伝えようか
そんなお話しをしました。
新婦様からは「私達の忘れていた些細な思い出を
思い出させてくれてありがとうございます」と涙ながのお礼のお言葉を頂戴し
当日までお手伝いをさせていただけることとなりました。

カップル様には1組1組、想像を遥かに超える素敵な2人の物語があります。
それは紙1枚のアンケートや事前情報では絶対に理解する事はできません。
お客様と向き合い、それを知ることが、本当によい結婚式を作る第一歩です。
深堀出来るプランナーになる為には”人間性”が問われ
その深堀した内容を結婚式に生かせるプランナーになる為には”創造性”が問われます。
お客様の”人生価値”が詰まった結婚式を届けるために、この2つの重要性を
改めて感じられたお客様との時間でした。