コアバリューして、結局どうなるの?
- 人間性
実は私、意外ながら立ち上時から
コアバリュープロジェクトのメンバーをやらせていただいており
私の悪い癖でなんでも斜めから物を見るものですから
“結局コアバリューって仕事とどう関係すんの?”ってよく考えてました。
そんな中、 “なんとなくこういううことかなぁ~” って
一番初めに感じたエピソードです。
すごく単純な話ですので
もし同じように感じておられる方がおられれば是非聞いてやってください。
数年前に家族で近所のラーメン屋さんに初めて行った時のこと。
娘のラーメンに唐辛子が入ってたらしく
“辛い~食べられへん~” と言い出しまして。。。
私と奥さんが 小さな声で叱り、しかたないので奥さんが
自分の頼んだ別のラーメンを食べさせていました。
その時は気付かなかったのですが
店員さんにその会話が聞こえていたようで、
しばらくして店員さんが突然 “辛かったな~、ごめんな~” と
娘に新しいラーメンを持ってきてくれました。
一瞬何のことかわからずぽかんとしていたのですが
理解できた後すごく感動したのをよく覚えてます。
(帰りもお支払いを断られ、辛い方のラーメン分は受け取られませんでした!)
こういう行動って本当は
一杯のロスの影響をちゃんと理解したうえでしないとダメだと思うのですが、
この店員さんは自身の人間性の
「来てくれたお客さんに喜んで帰ってもらう!」という素直な感覚で
動いてくださったんだと思います。
お陰様ですごく嬉しい気持ちでの食事になりました!!
結局それからもちょこちょこ家族でそのお店を利用させてもらい、
お店にとって良いお客さんになれたんじゃないかなぁ、と。
別に過剰なサービスが必要とかそういう風に思っているわけではないのですが
コアバリューって「喜び上手 喜ばせ上手」を実現するための軸で
それに対して素直な気持ちで行動した結果相手が喜んでくれて
儲かる話だったり次につながる話になればすごく良いことだなぁと思っていて
なんとなく僕の中のコアバリューのフォーマットになっているお話です。