Mailmagazineメールマガジン Vol.29

2021/03/29 発行

Share The Dlight Vol.28

私たちが作りたかった“空間”と“時間”

ANDO HOTEL 奈良若草山は昨年7月にOPENさせた私たちのホテルです
突然ですがここで皆さんにクイズを

Q.「ANDO」の名前の由来ってなんだと思いますか?

「安藤オーナーはいらっしゃいますか?」とお客様に質問されたりしますが
「安藤」というスタッフは残念ながらDLIGHTには一人もいません

A.「ANDO」は 「安堵」と「&」を掛け合わせ
ゲストにとってどこよりも安堵する場所になるという思いと
「地域と人」「人と人」をつなぐという思いを込めた造語なのです

その中でも「人と人をつなぐ」という思いを具現化させたかったのはロビーでした
ANDOのロビーからみる東大寺の大仏殿、興福寺の五重塔、奈良公園の自然、奈良市街
それらが時間とともに変化していく大パノラマは唯一無二のものです

「部屋に入ったらずっと部屋で過ごす」
もしくは「ホテルではあまり過ごさず観光地にいく」
そんなホテルステイではなく
最高の景色が見えるロビーで過ごす時間を作り
家族のだんらんが生まれたり ゲスト同士の交流が生まれたり
そんな豊かなホテルライフを過ごしてもらいたい
それが私たちがANDOを通して提供できる喜びの一つだと考えました

そんな私たちに あるゲスト様がこんなことを言ってくださいました

「ロビーの暖炉でマシュマロを焼く娘と 私はコーヒーを飲んで過ごしていました
そしたら娘が 父である私には普段は絶対に話してくれない
“好きな子”の話をしはじめたんです
あんなに娘と会話をしたのは初めてかもしれません
本当に良い時間を過ごせました」

これを聞いて
私たちが作りたかった“空間”と“時間”がそこにあるんだと
とても嬉しくなりました
そして そう言われて見てみると
開業当初よりも多くのゲストがロビーに集まっているんです

これからもANDOは単なる「宿泊施設」ではなく
ゲストの皆様に喜びの詰まった時間を提供できる場所であり続けます